東京銀座で茶道の作法を学ぶ

こんにちは。

今日は茶道裏千家百華の会男性クラス東雲のお稽古日でした。

男性クラス東雲は立礼式(椅子式)のみでのお稽古場です。

はじめは立礼式で充分と考えていた生徒さんたちですが

茶道を学ぶにつれて、座礼(正座式)でのお稽古にも興味を持ち出し、

今では正座でのお稽古にも自分から取り組んでいます。

大変嬉しい事です。

正座が苦手、作法がわからない、着物を持っていない‥‥など

現代人にとって茶席に出ることを躊躇したりする理由が挙げられます。

けれど、堅苦しさに目を向けていると

いつまでも茶道の良さに気がつくことができません。

例えば正座は座った時の高さや安定感などから茶室の中では理にかなった座り方だとおもいます。

静かに立ち振る舞いまうのは、埃を立てずにその場に居合す誰もが嫌な思いをしないため。釜鳴の音を聞き心静かに一座を楽しむため。

そう考え、想像すれば自然と動きがゆったり丁寧になるものではないでしょうか。

茶室という非日常空間に身をおいたときは五感を研ぎ澄ませ充分に働かせると

とても豊かなひと時を過ごすことができると思います。

茶道に作法があるのは

はじめての方でも入りやすく、とてもありがたいこと。

型に則って動くことによって、

例えそれがぎこちないものであったとしても

失礼にはならずお茶を楽しめるからです。