こんにちは。
開花の報せが聞かれるようになり、嬉しいお茶会のお誘いも増えて来ました。
外国人記者クラブで執り行われた
正傳織田有楽斎流茶会に誘われましたので行って参りました。
重厚な御案内状をいただきまして、その中に、とても興味深い単語がございました。
「スーパー水屋」とは‥‥??
いったい何がスーパーなのでしょう?
こちらのご流儀は武家流ということもあり
懐剣を持って茶室に入り、お点前時には水指の向こうに刀を置いてお点前するそうです。いつ敵に斬りかかられても良い様に、お扇子も踊りのお扇子ほどの長さがあり、
親骨の部分は鉄で出来ていて、不時の折には扇子で刀を受けるそうです。
「では、こちらのお茶室には刀掛けがないのかしら?」と疑問が湧き、
代表の方に質問させていただきましたところ、
やはり、刀掛けは無いとのことでした。
そして、拝見してみたかったスーパー水屋はこちらです。
お客様の前に水屋を持ち出して、
数茶碗も毒などが混入されない様、周知の中でお茶をお点てするのが、武家流なのだそうです。
私は他流派ということもあり訪問着で参りました。
また違うお茶会のお話もさせて下さいませ。