茶道と着物の楽しみ

こんにちは。

茶道を小さな頃から習っていたために

割と幼い頃から着物に親しんでいました。

衣装持ちだった祖母がお出かけするときに

着物用の焼桐タンスからキチンと畳まれた着物と帯を取り出し

スルスルと広げてあったいう間に立体的な「キモノ」に変化する様を

手品のように見ていたのを、よく覚えています。

中学生の時には着物を誂えてもらって着ていましたが

好みも何もない頃で、ただ与えられたものを着ていただけでしたが

30年経った今でもその着物を着ております。

八掛という裏生地の布を年齢にあったものに付け替えるなど

手入れはしていますが、大切にすれば三代は着られるという着物。

祖母が亡くなってからは

その着物を寸法を直して着ていますが、全く古さを感じません。

かえって、生地が馴染んで体に優しく沿ってくれます。

着物の良さをしみじみ感じられますのも

茶道を習っていたおかげ。

着ることによって身のこなしを女性らしく見せてくれます。

流行に左右されることもなく、茶道具と同じように日本の職人さん達の集結した技術を纏うことができます。